『切磋琢磨と喜びを共に』

会員拡大研修会議 副議長  山 下 裕 博

 滝川青年会議所から先輩諸氏の弛まぬ活動のもと、我がまち「たきかわ」を創る多くの人財が輩出されてきました。しかし、青年会議所は40歳で卒業という制度上、会員拡大しなければ会員数が減少し続け、継承されてきた事業や次世代を担う人材と共育できる機会が失われてしまいます。この先も滝川青年会議所が、地域の発展に貢献できる人財を輩出するためにも互いに切磋琢磨しながら修練と経験を積み重ね、自己や周囲を変革させていくことが重要です。滝川青年会議所が互いに自己を高めあう学び舎であるために一人でも多くの会員拡大が必要であり、メンバー一人ひとりがその必要性を理解しなければなりません。
 まずは、私たちが所属する企業や地域に貢献できる人財となるために、自分の想いや組織の理念を状況に応じて伝える能力を向上させる自己研鑽の研修を開催し、青年会議所活動や仕事のみならず日常生活においても深い人間関係を築き、自己だけではなく周囲をも変革させることに繋がる例会といたします。そして、一人でも多く候補者から入会につなげるために、滝川青年会議所がこれまで培ってきた候補者の情報を受け継ぎ、今一度精査した情報や会員拡大状況をメンバーと共有し、候補者一人ひとりに適した最善のアプローチが可能となる会員拡大活動を行います。 さらに、新入会員が最大限の力を発揮すると共に、JAYCEEとしての誇りを持つために、青年会議所の活動目的や知識だけではなく、メンバーが培ってきた経験や活動への想いを理解できるオリエンテーションを開催し、未来の滝川青年会議所を牽引していく人財を育成いたします。 また、今後の滝川青年会議所が一致団結して地域社会に貢献し続けるために、会議体メンバーと共に新入会員が主体となった事業を行い、事業を構築するために必要な知識や構想と達成した喜びを共有し、結束力がより強固となる交流例会を行います。そして、そこにエリアの垣根を超えた交流を含め、メンバー一人ひとりが交流を通じて絆をより深めることで今後の活動に力を発揮できる例会といたします。
 青年会議所は20歳から40歳までの限られた時間の中、何事にも真摯に向き合うことでまだ若い我々が青年経済人として様々な経験や知識、そして喜びを得て切磋琢磨することにより成長をしていくための学び舎です。この魅力を一人でも多くの人々に伝え、今後の人生においてかけがえのない同志に出会い、青年会議所での成長を仕事や日常生活に活かすことで、「たきかわ」を創る人財に成長していけるよう活動してまいります。